「痛くない=治った」ではありません

こんにちは。

さいたま市緑区原山の女性のための小さな治療室

はり・きゅう よもぎ庵の石垣京子です。


手首が痛いと整形外科へ行ったら腱鞘炎と診断されたお客さま。

痛み止めの注射(おそらくステロイドでしょう)を勧められたそうですが、それがあまりに怖くてはり灸を受けにいらっしゃいました。


確かに、手首に注射をするんだったらはり灸の方が怖くないですもんね。


その病院でロキソニンテープをもらったそうです。


「これを貼ってると痛くないんです」


そうですよね。


だって鎮痛効果があるんだから。


ロキソニンは、体内の痛みなどを引き起こす物質が作られるのを抑えるという働きがあります。


だから痛みが和らぐわけです。


一方、腱鞘炎の原因はなんでしょう?


ひとことで言えば「使いすぎ」です。


また女性の場合は妊娠・出産や更年期でのホルモンバランスの乱れも原因になります。


仕事や家事などで同じ動きをずっとしていると、同じ箇所に負荷がかかってしまいます。

すると腱とそれを包んでいる腱鞘が擦れ炎症がおきてしまうわけです。


となると、その腱鞘炎を治すためにはまず手首を休ませてあげることが大切ですよね。


「痛みがなくなるから」とロキソニンテープを貼って、これまでと同じように手首を動かしていたら良くなるわけがありません。 はり灸の施術では実際に痛む箇所をよく診ることももちろんしますが、関連する箇所、例えば腕や肩周り、首などにもコリや痛みがないか探ります。


実際、この方は肩甲骨にあるツボが特に凝っていました。


そこにはりやお灸をすると手首の痛みも和らぎました。


発症直後で患部が熱を持っている時や、どうしても痛くて我慢できない場合など一時的にロキソニンテープを使用するのは仕方がありません。


でもある程度時間が経って、患部に熱感もなく、でもまだ痛みがある場合はそれはカラダからのSOSです。


無視せずに、どうして痛むのか、なにが原因なのかをしっかり考えましょう。


それが本当の意味での「治った!」ということにつながるはずですよ。